親知らずのct撮像

親知らずを抜歯するに当たり、気をつけなければいけないのが下顎の骨の中を走る下歯槽神経と歯の根の位置関係です。
神経と根の位置が近いと抜いた後に下唇に痺れが出る事があります。確率はかなり低いのですが…

一昔前はレントゲン写真を見て位置関係をある程度まで把握して抜歯してました。今でも9割近い症例ではレントゲン写真の診断で事足ります。
しかし中にはレントゲンでは把握できないものがあります。
レントゲン写真は影絵のようなものですから、3次元的位置関係を把握するのが難しいのです。

そこでCTの出番です。
歯科用CTが開発されてから下歯槽神経と根の位置関係を把握するのが容易くなりました。

当院でも下歯槽神経と根がレントゲン写真で近接しているように見える親知らずの抜歯に関してはCT撮像をお勧めしています。

一度大学病院に行っていただく必要がありますが、それでも撮る価値は充分にあると思います。