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スリープスプリント

睡眠時無呼吸症候群という病気があります。

眠っている時に呼吸が止まってしまい、その為に睡眠による休息が十分に取れず、起きている時も眠くてしょうがなくなります。

この状態が続くと心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まるといわれています。

夜、満足に眠れない為に運転中に眠くなり、交通事故を起こしてしまう事例もニュースで取り上げられ話題になりました。

治療法はいくつかあるのですが、装置を用いた治療は2種類あります。

一つは「CPAP療法」。鼻に酸素マスクをつけて酸素を送った状態で睡眠するもの。

もう一つは「スリープスプリント療法」です。

マウスピースをはめたまま顎を固定して睡眠するものです。下顎を数ミリ前に出した状態で固定し眠るので、気道が広くなりいびきや気道の閉塞が改善されます。

CPAP療法の場合、装置が大がかりになるため旅行や出張の時に大変なのと、鼻に酸素マスクを着用して寝る違和感が強く出る場合があります。

そこでスリープスプリントを選択する場合があります。

装置がCPAPに比べるとコンパクトです。

上下の歯を抑えられる違和感に慣れれば、CPAPよりは楽だと仰る患者さんもいらっしゃいます。

もちろん症例によってはスリープスプリントでは効果が不十分な場合がありますので、治療法の選択に関しては医師と十分に話し合ってください。

また歯科でスリープスプリントを製作する場合は医師からの紹介状が必要です。

ご注意下さい。