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ドライソケット

下顎の親知らずを抜いた後に痛みが少しずつ引いてきたのに、3日目くらいから抜いたところがまた痛みだす。
いわゆる歯槽痛といわれるものです。
ドライソケットともいいます。

原因はよく分かっていません。
原因になる菌が分かっていない感染症だとも言いますが、ではなぜ上の親知らずや他の歯は抜いても同じ症状にならないのかという説明がつきません。

昔から言われているのは親知らずの周りの骨が緻密なので、治る過程でかさぶたのようなもの(血餅といいます)が剥がれてしまい、骨がむき出しになるためという説です。
この方が比較的説明としては納得がいきます。

いずれにしろ、なってしまうとかなり痛いそうです。
僕は二本下顎の親知らずを抜歯しましたが、幸いしてドライソケットにはならなかったので、痛さは分かりません。

発症確率は少ない報告で3〜5%、多いもので10%以上という報告もあります。
なってしまったらすぐに抜いた病院で対応してもらいましょう。
1週間程度抗生剤を内服すれば改善します。