コラムCOLUMN
初診からの診療の流れ
情報が錯綜する現代社会。情報が沢山入ってくるのは良いのですが、なかなかそれが正しいかどうか判断するのは難しいですよね。
歯科に関していうと、歯医者が増えた、経営が厳しい、やたらと回数を増やしたがる、なかなか終わらせない、治療の必要のない歯を削る…など、もうボロカスです。
中には悪質な同業者もいるのは否定しません。ですが、大半の同業者は真面目に診療をしております。
ですが、ここまでネガティブな情報ばかりが流れてしまうと、患者さんサイドも不信感があるでしょう。機会を見て歯科診療の流れを説明していきます。
今回は初診からの診療に進むまでの流れをざっとご説明します。
初診の患者さんの場合、当然ながら診断をする為の資料が全くない所からスタートする訳ですから、まずは資料を集める所からスタートです。
最初に書いていただくのは問診票です。
問診票は書く事が沢山ありますが、情報が沢山詰まった歯科医と患者さんとの大事なコミュニケーションツールになります。
問診票とカルテが出来上がったら診察ユニットに移動していただきます。これでだいたい5分程度お時間がかかります。受付時に5分程度前に来て下さいとお願いするのはこの為です。お約束の時間丁度に診察を開始できれば、当然診療時間を沢山お取りする事が出来ます。
ユニットに座っていただいたら診察開始です。
問診票を見ながら問診をしていきます。いきなり椅子を倒して口を開けさせて歯を削りますみたいな事は、50年くらい前の診療スタイルですから今はまずしません。
問診して十分に情報を得てから口の中を診ます。症状のある場所だけでなく口の中全体を見て情報を集めます。
歯に問題がある場合にはレントゲン写真を撮ります。歯はレントゲンを撮らないと診断が出来ません。これは必須です。
続いては歯周組織検査です。歯周組織に問題があるのに歯ばかり治療をしても良い結果は出ません。
ここまで来て資料が揃った所でようやっと治療開始です。
痛みがあってどうしようもない場合は、そこから痛みを取るための治療に移ります。
が、それ以外の場合は揃えた資料を元に治療計画を立てて、実際に本格的に治療を開始するのは次回からという事が多いですね。
ざっと初診から診療までの流れを今回はご説明させていただきました。
口の中、全身状態を把握してから診療を開始するのが、当院の診療スタイルとなります。
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