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二回抜歯法について

中年以降の男性の抜歯を始めたが、根がびくとも動かないというのは、口腔外科医なら誰しも経験した事があると思います。

僕の若い頃、20年ほど前は、それこそ口腔外科医たるもの何時間かけても歯を抜き切るべしと言われ、一時間半も二時間もかけて抜歯したものです。
これは患者さんの負担も大きく、今では二回抜歯法というのも取り入れられています。
二回抜歯法とは、文字通り二回に分けて歯を抜くやり方です。
当院で行なっている方法を、水平埋伏智歯(横に生えている親知らず)を例にとって説明します。
まず、通法通り根と頭を分割し頭を抜歯します。
この時点で、根がびくともしない場合が稀にあります(ほとんどの場合はすんなり抜けてきます)。
根がある程度動くまで力を加えたら、そこで一度目の抜歯は終了します。
二回目はだいたい二週間から三週間後です。
二回目の抜歯では、前回びくともしなかった根がすんなり抜けてくる事が多いです。
これは頭がなくなり根が少し出てくる、炎症が起きて根の周りの骨が吸収している…などが原因と言われています。
二回に分ける必要がありますが、患者さんの負担を考えると、わりと普及してきた抜歯法です。
もちろん、二回に分けなくても抜ける場合がほとんどですので、あくまでも骨が硬く根が動かなかった場合に限定されます。